忍者ブログ

慶應ニューヨーク学院 卒業生のブログ

慶應ニューヨーク学院についての情報がネット上で少ないと感じ、本ブログを立ち上げました。間違った情報を是正し、美辞麗句なしの内容を心掛けています。

9月入学生の苦労について




4月を迎えて、日本は新入生や新社会人が町中に溢れる季節になりました。アメリカは6月卒業の9月入学が一般的ですので、今は年度末に向けた準備期間にあたるのでしょうか?

NY学院では、残り2ヶ月の期間を期末試験に向けて頑張っている方や、思い出作りに励んでいる方など、様々いらっしゃるかと思いますが、悔いのないようにNY学院を楽しみ尽くしてください (o^∇^o)ノ


さて、卒業シーズンが近づいて来たことに合わせて、本日は慶應ニューヨーク学院卒業後の進路についての記事となります。その中でも、9月入学制度についてフォーカスしたいと思います。

皆様は、9月入学(秋季入学)制度をご存知でしょうか?

大学に9月から入学する制度ですが、主に日本への留学者が対象となります。まだまだ、知名度は低いですが、私が現役生の時と比べると、認知は高まっているようには感じられます。

慶應ニューヨーク学院から、慶應義塾大学へ進学する場合、学部によって大学入学シーズンが変わります。具体的には、「6月卒業→9月から大学生」と「6月卒業→翌年の4月から大学生」という2通りになります。

9月入学の学部は、
法学部(法律学科、政治学科)、総合政策学部、環境情報学部になりますので、NY学院の卒業生の3割程が9月入学になります(志望学部の偏りによって変動します)。


9月に大学入学することのメリットは何か、デメリットは何かについては、個々によって様々かとは思いますが、私自身が9月入学生でしたので、当時感じたメリット・デメリットを本日はご紹介させていただきます。(学部や年度によって規則・規定が違う場合がありますのでご了承ください)

9月入学のメリット

最大のメリットは、早く大学生になれること。

4月入学の方が入学する頃には、2年生になっていますので、勉強の進みも早いです。9月入学者は卒業式も9月に行われるのですが、翌年の4月まで待たずに就職する方も珍しくありません(9月入社するという選択)。中には、3年生の内に卒業単位を全て修めて、大学4年生の内に就職し、9月に会社を休んで卒業式に参加する人もいます。

早い段階で社会人にあることで、親の生活費負担を減らすことが出来たりもします(早く自立できる)。これは親にとっては嬉しいことですし、子どもにとっても良いことだと思います。

9月生同士の絆のようなものが生まれる

9月入学の生徒数は非常に少ないので、ほとんどの授業が同じメンバーです。そのためノートの貸し借りなどに便利な上に、なにかと交流が増えて、NY学院時代はほとんど話すことのなかった同級生とも仲良くなれたりします。

特別なカリュキュラムで質の高い授業を受けられる

半年で進級単位を満たす必要があるため、授業はハイスピードで行われます。ほとんどの生徒が外国語圏で育っているので、教授もそこに配慮して言葉を選んで授業を進めてくれたりします。本来ならば300人以上が大教室で受けるような授業を20人程で受けられるのは、勉強意欲の高い生徒にとっては非常に恵まれた環境だと言えます。

9月入学のデメリット

なんといっても、友達が作りにくい!

4月から入学している同級生と仲良くなるキッカケが少ないです。高校時代の同級生とばかり過ごすのは得策だとは思えませんが、8割程の授業が同じなので、自然とそうなってしまう傾向になることは理解できます。しかし、ほとんどの授業で一緒なんだから、放課後や週末はサークル活動やアルバイトなどで、違った人間関係を育むことはできるはずです。(でないと大学生活中の見聞が狭まります)


私は9月からでしたが、某サークルに入部したので、そこで色々な学部の友人ができました。何か興味のある分野のサークルの門を叩いてみることは必ずプラスになります。途中から合流するのに抵抗を感じるかとは思いますが、9月は夏休みが終わった直後で多くのサークルで部員の出入りがあったりして、意外とすんなり受け入れてもらえますよ。

スケジュールは授業でビッシリ!

ほぼ自由時間がない位、授業漬けになります。半年で1年分の単位を履修する必要がありますので、ほぼ毎日1限~6限まで授業で埋まります。サークルの先輩にスケジュール表を見せたら、「こんなの見たことない、うわぁ土曜日まで授業漬けじゃん!!」と驚かれました。

履修した授業の単位が全部とれて、やっとギリギリ進級できるような状態なので、授業を休む訳にもいかず、自由な時間も限られてしまうのは辛いです。「私が思い描いたキャンパスライフはいずこ、、、、」と嘆く9月生も珍しくありません。

実際私は、夏休み中に始めたアルバイトを授業との両立が無理だと辞めましたし、サークルで11月の三田祭(大学の学園祭)に向けて準備する中、私はあまり協力ができなかったのが、申し訳なく感じていました。それほど時間的な猶予がなかったです。

第二外国語のクラスに9月から入学させられる。

ニューヨーク校に在学中に第二外国語を履修しているので、大丈夫だと思われるかもしれませんが、私は12年生の時に(嫌々で)1年しか習っていなかったので、あまり身に付きませんでした。そんな状態で、半年進んだクラスに入れられ、授業にはついていけませんでした。しかも日本語で外国語を習うのも初めてなので、余計に難しく感じます。

語学以外の勉強も多いので、不得手な授業の対策するための時間も満足に取れず、その語学の授業は落として、翌年4月から学びなおすことにしました。同じような判断をしたニューヨーク校の同級生も何人かいたようです。

この「途中から語学のクラスに入れられる制度」だと、大学から別の新しい外国語を習うという選択肢がほぼできなくなります。仮に、ニューヨーク校では履修出来ない、例えばロシア語を勉強したくても、翌年2年生になってから履修せざる得ないのが現実です。ちょっと配慮に欠ける制度に感じます。

4月生が羨ましく感じることもありました

4月入学の同級生にも悩みや苦労があるのは承知していますが、4月入学生は、入学前に大学の単位取得が出来たりと、制度面で羨ましく感じることも多かったです。


今後9月入学というものが、留学生以外にも拡大される可能性もありますので、それに合わせて制度も変わっていくかとは思いますが、この10年あまり変化は感じられません。9月入学(秋季入学)については、以下の記事が参考になるかと思いますので、よろしければ参照ください。生徒視点、保護者視点から様々な意見がまとめられています。

http://benesse.jp/kyouiku/201209/20120927-3.html

現役の慶應ニューヨーク学院の皆様へ

絶対に「学びたい分野」の学部を選んでください。そうしないと、まったく授業内容が頭に入りません。というか、授業に出席する気持ちを保つことも困難になります。自分が最もやる気になれる学部への推薦が得られることを日本からお祈りしています。


備考
慶應義塾大学のオフィシャルサイトに秋季入学に関する説明ページがありましたので、リンクを貼っておきます。現在の制度を確認するのにお役立てください。

法学部
http://www.admissions.keio.ac.jp/exam/IB_hou_september.pdf

総合政策学部・環境情報学部
http://www.admissions.keio.ac.jp/exam/ao_sfc.html



ではでは 
-~)ノ~~ ジャネ






にほんブログ村 高校生日記ブログ 海外在住高校生へ
PR
PR
" dc:identifier="http://newyork.ko-me.com/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E5%BE%8C%E3%81%AE%E9%80%B2%E8%B7%AF/9%E6%9C%88%E5%85%A5%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%81%AE%E8%8B%A6%E5%8A%B4%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6" /> -->