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慶應ニューヨーク学院 卒業生のブログ

慶應ニューヨーク学院についての情報がネット上で少ないと感じ、本ブログを立ち上げました。間違った情報を是正し、美辞麗句なしの内容を心掛けています。

なんか年中、試験勉強していた気がする学校生活と、試験対策に役立つ便利グッズ5選



こんにちは、管理人のブラウンです。

まもなく9月。アメリカでは新年度の始まりですね。ニューヨーク学院では、プリエントリー(Pre Entry)アーリーリターン(Early Return)の季節でしょうか?

本日は慶應ニューヨーク学院の授業内容や試験スケジュール。最後に試験対策に役立つグッズのご紹介をさせて頂きます。


慶應ニューヨーク学院の授業は英語と日本語の両方で行われます。7割程の授業が英語で行われ、残り3割が日本語でとなります。(学年やクラスによって若干のブレがあります)

アメリカの高校の授業日数は180日以上に対して、日本は200日以上がほとんどです。たった20日の違いと感じるかもしれませんが、月に9回休みがあると考えれば、丸1ヶ月分の授業日数の差があるとも言えます。

少ない授業日数の中、アメリカと日本の必修科目を詰め込んでいるため、年がら年中、小テストや期末試験をやっていた思い出(悪夢?)があります。

流れをイメージすると、

小テスト

小テスト

中間試験

小テスト

小テスト

期末試験

※ニューヨーク学院は2学期制ですので、上記の流れが2週して1年となります。

以上のようなイメージです。
科目ごとの小テストが試験前に2、3回あって、中間試験・期末試験に突入します。

小テストは各授業の進み具合に応じて散発的に実施されるため、生徒の立場からすると毎週のようにテスト対策に追われるような感覚になります。

例:7つの授業で小テストが3回ずつ実施されると、21回です。中間試験まで2か月(60日)あるとすれば3日に一回はテストがある計算になります。地味にキツイです。とくに部活のシーズンと重なると、辛いですね。





実際の試験科目を紹介しますと、

現代国語

日本の高校で行われている、国語の授業と同じ内容だと思っていただいて良いです。ただ日本語が苦手な生徒にとって鬼門となる「漢字テスト」というものが年4回行われ、80点以上とれないと追試となります。試験範囲は予め告知はされますが、日本語が得意な生徒にとっては、勉強せずに90点以上とれたりしますが、そうでない子は、1日2時間勉強してギリギリ80点の子もいます。

対策:
暗記科目に対しては、赤下敷きを使うのが非常に有効な勉強法です。安価で手に入りますので、絶対に手に入れておくことをお勧めいたします。


クツワ STAD 暗記下敷 B5サイズ VS009R 赤

世界史(10年生)、アメリカ史とアメリカの公民(11年生)、日本史(12年生)

学年ごとに履修する社会科目が違います。

世界史は現地校ですでに習った内容である場合は有利です。日本で習う世界史と違い、アメリカ目線からの世界史となるので、初めて知る内容も多いかもしれません。

アメリカ史(US HISTORY)の授業は多くの生徒にとって地獄でした。とくに公民の授業は、日本語の方が得意な私には、先生が言っていることがチンプンカンプンで、専門用語だからなのが辛かったです。分からない単語を辞書で引いても、日本語の説明も専門用語だらけで、もはや理解不能。ちゃんと日本語で私に説明できる友人がいれば良かったのかもしれませんが、私はギブアップして、過去問を丸暗記して乗り切りました。

対策:
先生に正直に「英語が苦手で分かりません、分かるまで教えてください」と言って、真面目に勉強する姿勢で向き合いましょう。その心意気は先生に伝わるはずです。

数学

数学の授業は、日本語も英語もあまり変わりませんでした。数学の公式は万国共通なので、言葉が分からなくとも、なんとなく分かるものです。今でも私の中にある疑問は、なぜか数学の授業だけ、先生が日本人だったり、アメリカ人だったりするので、同じ学年なのに数学を英語で習う生徒と、日本語で習う生徒が存在するのです。

生徒が希望を出している訳ではなく、学校側で勝手に割り振られるので、同じ数学でも難度が変わるのは、学校の仕組みとしていかがなものなのかと、今でも思います。個人的には今でも納得していません。現在は改善されているのでしょうかね?

対策:
数学は出来る子が多いし、日本語、英語関係ない場合が多いので、同級生や先輩に質問すれば解決できるケースが多いです。先生に放課後に補習をお願いするのも有効です。

科学(10年生)・生物(11年生)・物理(12年生?)

理科系の科目。個人的には日本語で習いたかった科目になります。他の授業でも言えますが、専門用語が多い科目は、「単語の理解」だけでは、文章全体の意味を正確に捉えることができません。辞書で調べても、日本語の説明が難解で余計に意味不明になったりもします。日本語の理科の教科書が別にあれば、まだ理解できそうなのですが、持っていない場合は辛いです。

先生に質問しようと思っても、英語力が不十分だと、質問も満足にできません。質問が通じても、先生からの回答が分からない場合もあります。結局、非常に効率の悪い勉強になってしまうのです。

てっとり早く、分かりやすく説明してくれる友人がいれば良いのでしょうが、都合よくお願いできる人がいる訳ではありません。放課後に先生を捕まえて、分かるまで質問し続けるのが確実なのかもしれません。

あとは、ボイスレコーダーで授業の内容を録音しておくことも役立つかもしれません。ノートが追い付かない場合もあるので、振り返るのに役立ちます。ただし、録音音声はその日の内に聴くようにしましょう。2日以上経過すると、内容が思い出せないことが多くなります。


OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VN-541PC

保健体育

あまり記憶にはないのですが、レポートを提出したり、骨や筋肉の名前を暗記させられ、全て漢字でかけないと減点されるような試験があった気がします。

第二外国語

すでにペラペラな第二外国語がある場合、その言語を選択する生徒が多いです。例えばフランス語圏に住んでいた子が、フランス語の授業を履修するなどのケースです。すでにペラペラなので、授業の勉強をせずとも満点に近い点数がとれたりします。

でもこれって、その子の成績は上がるけど、何も新しく学んでいない訳なので、結果的に損をしているような気もします。成績トップを狙っていたり、奨学金のためだったり、成績がギリギリといった事情があるなら、まだ理解ができるのですが、基本的には新しい言語にチャレンジする生徒の方が尊敬できます。

対策:
複数言語対応の電子辞書を買いましょう。勉強時間は限られていますので、辞書をひく時間を短縮できます。ブックマーク機能で過去に検索した単語も早く出せます。他の授業でも活躍する場面も当然あるので、必ず持っておくことをお勧めします。


SEIKO IC DICTIONARY SR-V5000TR 電子辞書 生活/実用/旅行系音声対応機種(英語、旅行会話7ヶ国語(英語/韓国語/中国語/フランス語/ドイツ語/スペイン語/イタリア語))

その他(情報処理や政治などの選択科目)

私は政治(POLITICS)の授業を履修しましたが、日本の授業ではあまり触れられないキューバ危機などについて学習したり、マンハッタンに泊りがけで模擬国連に参加するなどの活動がありました。期末試験は、論述問題で特定の歴史的な事案に対して、自分なりの考えを説得力のある文章で英語で書く必要があります。今思うと、大学のゼミの課題よりもハードル高いんじゃないのかとも思える内容な気もします。

あと君主論を読まされました。これを読む高校生などどれだけいるのだろうかと思いますが、内容は極めて難しく、日本語版を読んでも難解でした。


君主論

その他

上記以外に試験があったかは記憶が曖昧です。美術や音楽は指定日までに作品の提出や演奏試験があったのは覚えていますが。英語(English)の授業は試験があったかうろ覚えです。

とりあえず、英語(English)の授業はやたらと本を読まされるので、以下のブックストッパーが地味に役立ちます。商品説明はリンク先でご確認ください。


ブックストッパー



以上、思い出せる範囲での試験内容と対策になります。加筆や個別の授業内容の深い部分については、また別の記事でご紹介したいと思います。

お世辞にも英語力の高くない私でも、まあまあ真面目に勉強すれば、なんとかなりましたので、これからご入学される皆様もなんとかなると信じています。成績不良で留年する生徒の多くは、学校生活が楽しくて勉強が疎かになっているケースがしばしばあります。楽しんでいることは大変結構ですが、その結果、留年や退学をすると、大きな迷惑を両親にかけることになりますので、その自覚をもった上で学校生活を楽しむことをお勧めいたします。

ではでは9月からの新生活、存分に楽しんでください^^


ではでは
(⌒∇⌒)ノ""マタネー!






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生徒の学力検証シリーズ その2 慶應ニューヨーク生の学力差が激しい理由(後編)



前回の記事の続きです。

前回記事を未読の方は、
生徒の学力検証シリーズ1 慶應ニューヨーク生の学力差が激しい理由(前編)を参照ください。


さて、基礎学力(主に語学力)に長けているか否かで、必要な勉強時間に大きな差が生じることについて触れてきましたが、これに対してどのような対策が有効なのでしょうか?


結論から申し上げると、「周りの力を最大限に活用する」ことです。先生、友人、先輩、外部教師といった要素を有効に活かすことが重要になります。


本日の記事では、それぞれの活用例を紹介いたします。

先生を120%活用する

もし授業に付いていけなくなったと感じたら、その日の内に先生に相談に行ってください。そして正直に言うのです、「今日の授業のOOの部分がどうしても分からなくて、授業に付いて行けませんでした、お手数ですが放課後に改めて教えてもらえませんか?」と。

十中八九、断る先生はいません。

放課後に補習を受けても理解が追い付かないならば、「家で復習したいので問題集か何かありませんか?」と質問すればいいでしょう。

それを提出する際に、さらに質問することもできます。意外と試験に出る問題に近い例題を出されることが多いのでかなりお薦めです。



複数の科目で、こういった対策をしていると職員室での評判も間違いなく上がります。なんだかんだで、真面目な生徒は先生から信用されますので、困った際にはより親身に協力的になってくれます。

さらに付け加えるなら、同級生からの評価も上がると私は考えています。生徒はお互いの成績がどの程度かは大体把握していますので、勉強が苦手で困っている生徒も分かります。そんな生徒が自分の意志で、先生に補習を志願する姿を笑う人は少なく、尊敬する人は多いでしょう。


友人・先輩を頼る

慶應ニューヨーク学院の大きな特徴の1つは、大部分の生徒が寮で共同生活をしていることです。つまり夜の時間帯だろうが、頭の良い同級生に勉強で分からない点を相談に行けるのです。

別に特別仲が良くなくても、「どうしても分からないから教えて」とお願いをすれば、教えてくれる同級生は多いので、遠慮なく聞いちゃいましょう!


間違っても、一人で全ての勉強をやろうとしないでください。
時間がいくらあっても足りませんし、体力がもちません。


一匹狼のような気質の方は、学校の授業よりも先に「要領」というものを学んだ方がいいかもしれません。

慶應義塾にはこんな名言(迷言?)があります。
『塾校生は要領で生きている』

慶應義塾大学に進学するとよくわかりますが、内部生(特に塾校出身者)は非常に効率よく勉強や試験対策をしているのが分かります。詳しい説明は省きますが、人脈を使うことに非常に長けていて、必要に応じて誰に相談を持ち掛けるべきかを熟知している印象を持ちます。結果、試験の過去問題集やノートを効率良く手に入れたりします。こういった能力は就職活動や、社会人になってからも発揮されます。

なので、慶応ニューヨークでも、変なプライドや恥ずかしさを理由に、誰かに相談することを躊躇しないでください。

幸いなことに、現在は苦手な科目に対して、先輩が家庭教師のようなサポートをしてくれる制度がありますので、これを利用するのもいいかもしれませんね。


外部教師を利用する

どうしても成績が上がらない場合は、外部から家庭教師(tutor) を雇うという選択肢があります。利用する生徒は少ないですが、どうしても自発的に勉強できない生徒に対しては有効な手段です。

PA(Parents Association)に相談すれば、実績のある家庭教師を紹介できる人もいるでしょうので、探してみるのもいいかもしれません。


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以上、3つの成績向上対策を紹介しましたが、当然どれも「勉強する必要」があります。やる気・行動力がないと、勉強を自分からはできません。結局は留年という「危機感」が動機になって、やっと勉強し始める生徒が、成績が悪い生徒には多いです。

こういった生徒が行きつくマインドは「留年さえしなければ、成績はなんだっていい」です。これって悲しいですよね。。。

そんな子供に育ってほしい両親はいないでしょうし、親としては子供を自慢したいものですが、少なくとも成績面ではそれは叶いません、、、親も人間ですので「何をやっているんだ内の子は、、、、」と内心感じていたり、愚痴を言いたくなることも当然あるでしょう。

勉強だけが高校生活ではありませんが、ギリギリの成績だけを狙うというのは「学ぶチャンスの放棄」とも取れる行動です。アメリカ現地でしか学べないことが多いのは言うまでもないことですので、親子でよくよく話し合いをする時間を設けて、子供が自発的に勉強できるように導いてあげることが両親ができる最も大切なことだと私は考えています。


ではでは
マタネッ(^ー^)ノ~~Bye-Bye!








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生徒の学力検証シリーズ その1 慶應ニューヨーク生の学力差が激しい理由(前編)





Google 等の検索エンジンで「慶應ニューヨーク」と入力すると、関連ワードで

「バカ」
「金持ち」

といった単語が表示されることは有名ですが、実際の学力はどの程度なのかをシリーズで考えたいと思います。記念すべき1回目は、「同じNY学院の生徒なのに、学力差が激しい理由」を考察します。




NY学院でトップ水準の学力を持つ生徒の多くは、
・英語と日本語どちらも(アメリカ人・日本人両方の)年齢相応以上に読み書きができる
・第2外国語を現地校で数年間履修済、または第2外国語を扱う言語圏に住んでいた

といった特徴があります。(メンタル面の特性は別の機会に紹介します)



逆に成績が悪い生徒は、
・日本語能力が同世代よりも低く、英語はESL(English as a second Language)の履修が必要。

という特徴があります。



逆のパターンで英語が出来て日本語がまったく出来ない生徒もいますが、授業の7割は英語で行われるため、英語力だけで成績はある程度とれます。結局、英語が一定レベル以上ならば、留年するほど成績が悪くなることは滅多にありません。

国語が得意、数学が苦手とか、そういった段階の話ではないんですね。結局は英語で行われる授業と、日本語で行われる授業をリアルタイムで理解できるかが、高い成績を残すために求められる基礎要件になるのです。

私個人の話になりますが、私の日本語力は人並み(ただし漢字は苦手)で、英語力は中の下でした。自分で言うのはなんですが、授業態度や試験対策は真面目に取り組んでいました。しかしそれでも最終的な成績は(甘く自己採点して)中の中 程度です。

私が在学中に「なぜ他の同級生はほとんど勉強していないのに、あんなに良い成績がとれるのか?」という疑問を抱いたことがあります。


成績の良い友人達に正直にこの疑問を訪ねたところ、大きく分けて3パターンの答が返ってきました。

1.現地校で、すでに習った内容だから楽
2.入学前に、塾ですでに習った内容だから楽
3.そもそも、授業を聞いていたら分かる内容でしょ  ( ̄□ ̄;)!!


私はショックを受けました orz

1の「現地校で、すでに習った内容だから楽」について

英語の授業で扱われる教材図書は、すでに現地校の授業で読んだことがあるという生徒は成績上位者には多かったです。現地校でESLを卒業し、ネイティブの学生達と同じ授業を履修し、教材図書のほとんどは、授業で勉強済なのです。

そのため感想文などもスラスラと書けるし、比喩的な表現についても過去に学習しているので、理解するのに辞書をひいたり、先生に質問する必要もなくなります。生徒によっては、現地校で提出した作文をそのまま提出する子もいました。

第2外国語に至っては、現地校で数年間スペイン語やフランス語を履修しているので、他の生徒よりも優位になります。スペイン語圏で生活していた生徒などは、当然スペイン語がペラペラなので、何も勉強せずにA評価を得たりします。「すでに喋れるんなら、他の外国語を履修しろよ」と内心私は思っていました。生徒によってはスペイン語を3年ほど勉強しているのに、わざと Elementary レベル(初級者用のクラス)の外国語のクラスを履修することで、楽をしていた子もいました。


当然ながら、上記のような優位性を持たない生徒は、普段の勉強に求められる時間が大きく増えます。

2の「入学前に、塾ですでに習った内容だから楽」について

日本語で行われる授業(国語、古文、日本史など)は、NY校の授業の3割程度です。これらの授業で圧倒的な高成績を残す生徒は、入学前に塾で日本での高校受験対策をしてきた生徒達です。慶應ニューヨークに入学する道と、帰国子女枠で日本の高校に進学する道、これら2つの対策をしている海外在住の子女は多いです。

塾に通っていれば、全員が高成績という訳ではありませんが、塾で上位成績者だった子はNY校でも上位の成績を取ることがやはり多いです。

私も塾に通っていましたが、成績は並レベル。NY校でも並レベルの成績でした。

3の「そもそも、授業を聞いていたら分かる内容でしょ」について。

私は英語が苦手だったため、授業内容を理解するのに辞書が常に必要でした。言葉のニュアンスを理解するのに苦労も多かったです。そのため英語がペラペラな生徒は瞬時に理解できる内容でも、私にとっては1手間、2手間かかってしまいます。

特に苦労したのは、世界史やアメリカの公民、生物、物理など、成績によるレベル分けがない科目です。数学は得意だったので、フィーリングで理解できましたが、未知の単語のオンパレードの授業は教科書を翻訳するところから始まるのです。







1から3で共通することは、語学力がないと時間が足りなくなる、ということです。結果として、遊んでいる人よりも勉強しているのに、自分の方が成績が低いという「悔しい想い」をする生徒も少なくありません。



NY校では、毎週何かしらの科目で小テストがありす。授業の進捗に遅れると、その科目のリカバーをしながら目の前のテスト対策も必要となります。もちろん、通常授業の勉強や部活動も同時進行です。まともにやっても、時間は足りないことは目に見えていますね、、、



部活動との両立をはかる勉強法―短時間成績向上の方策


成績上位者の持つ全てのアドバンテージは、その生徒が入学前に身につけた実力なのだから、卑怯でもなんでもありません。学校にとっても基礎学力の高い生徒は多くて困ることはありません。今回の記事でご理解いただきたかったのは、「入学時点で基礎学力の差が激しい」という事実です。


後編の記事では、アドバンテージを持たない生徒が、どうすれば効率よく成績を上げられるかについて触れます。


ではでは

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慶應ニューヨーク学院では、日本語力はどれくらい身につくのか?





慶應ニューヨーク学院の特長について説明がされる場合、

英語での授業が7割とか、
現地採用のアメリカ人教師が多数いるとか、
アメリカ文化を学べるとか、

英語やアメリカ文化をどれだけ身に着けられるかという視点で語られることが多いです。



私が違和感を感じるのが、日本語や日本文化をどれだけ身に着けられるかという説明はビックリするくらい少ないことです。ニューヨーク学院卒業後には、日本の慶應義塾大学に進学するのですから、平均的な高校生程度の日本語能力がないと困ることになるのは目に見えているはずなのにです。



この原因はおそらく、日本語の方が得意な生徒が多数派であることや、もともと慶應が日本の学校であることが原因だとは思うのですが、この説明の偏りはこれからも続くと思います。



※注意※
偏っているのはネット等での個人間での説明です。学校発信の情報(オフィシャルHPからの情報)は英語・日本語の両方がされています。




私がニューヨーク学院に在籍していた頃は、学校のイベントとして日本文化を体験できるようなものは、ほとんど無かったです。茶道部とかに入部すれば着物を着たり、日本人のお茶の先生を通して学べることは多いでしょうが、茶道部の部員は当時5人程度で、わざわざ習いに行く生徒は少ないことが分かります。

柔道、剣道、空手部に入部することで学べることもありますが、あくまで武道の範疇(はんちゅう)での文化であって、日本人がどんな生活をしていて、何を考えて生きているかを実感できるような瞬間はありませんでした。

日本の文化を最も体感できるのは、やはり寮での生活だったと感じています。寮では日本語で話す生徒が多いので、嫌でも日本語のヒアリング能力は上達します。部屋には日本のアイドルポスター(ジャニーズ、ビジュアル系バンド、AKB、ハロプロなど)を飾る生徒や、流行の歌を聴いている生徒は多いので、そういったものから日本の流行りを感じ取ることができます。

個人的には、日本の慶應生と交流するようなイベントがあったら楽しそうだなと今でも思いますが、なかなか定期開催は難しいようです(慶應女子のラクロス部がニューヨーク校で親善試合をしたという話を聞いたことがあるくらいです)。



文化についてはさておき、日本語能力の向上はどの程度、見込めるのでしょうか?



慶應ニューヨーク学院の授業は7割が英語ということは、日本語は3割しかないということになります。日本語で行われている授業は、

国語、日本史、保健体育が、日本語で行われ。
数学、音楽、美術、体育は、教師によって英語の場合もあれば、日本語の場合もありました。

曲がりなりにも、日本の高校で扱われている教科書を使って、国語の授業を受けているので、実感として日本語は上達しました。日本語が苦手な生徒には「nihongo(日本語)」というキャッチアップ用の授業があるので、安心だとは言われています(nihongoの授業は受けたことがないので、詳細は不明)。

国語の授業では、年4回、全生徒を対象に漢字テストが実施され、80点以上をとらないと何度でも追試となる制度があるので、それで最低限の読み書き能力も担保できると考えています。



ちなみに私個人のケースになりますが、日本語の方が得意な私が慶應ニューヨーク学院を卒業後に、日本で読めない漢字が多くて驚きました。

例えば「珈琲」という字。私は最初、「珊瑚(さんご)」と勘違いしましたw 大学の同級生に「珈琲(コーヒー)って読むんだよ」て教えられて、納得したのを覚えています。

他にも、「苺」「芳しい」「予め」という字が読めず、ショックでした orz




ちなみに答えは、

苺(いちご)
芳しい(かんばしい)
予め(あらかじめ)

となります。

大人になってから振り返ると、レベルの低さに呆れますね。


ただ、安心してください。
私は大学入学後にすぐにサークルに入ったのですが、自己紹介の時点で帰国子女であることを説明していたので、結構みんなやさしくフォローしてくれました。一緒に活動していれば日本語で問題を感じる場面は1年経過した頃にはほとんどありませんでした。

大学の授業は学部によって様々ではありますが、字が汚かったり、誤字脱字が多かったり、平仮名だらけでテストの論述問題を解答すると、無条件で0点にする教授もいますので、日本語の勉強は高校でしっかりと行うことをお勧めいたします。

ニューヨーク校で、日本語が苦手で英語が得意な生徒(英語派の生徒)は、大学で苦労することが多くあると思いますので、高校の3年間(4年間)で対策しておくことを強くお勧めいたします。



(⌒∇⌒)ノ""マタネー!!







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