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慶應ニューヨーク学院 卒業生のブログ

慶應ニューヨーク学院についての情報がネット上で少ないと感じ、本ブログを立ち上げました。間違った情報を是正し、美辞麗句なしの内容を心掛けています。

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【必見受験対策】ボランティア活動はやっておくべき



アメリカではボランティア活動が、日本よりも身近に行われてことは有名です。地域の活動、学校の活動、スポーツの活動、宗教の活動などの一環として日常に根付いています。

いやらしい話、学校の内申点のためにボランティアをする人も多いですし、何かの罰として奉仕活動をさせられるというケースもあります。しかし、キッカケはどうあれボランティア活動をした経験が、将来の自発的な奉仕活動につながるという考えもできますので、こういった仕組みが今日のアメリカのボランティア文化を築いた要因の一つだと私は考えています。

さて、慶應ニューヨーク学院では、どのようなボランティア活動が行われているのでしょうか?私が在籍していた当時は、ボランティア部に所属しない限りは、ボランティアの求人にすらたどり着けないような状態でした。私はボランティア部に所属していたので、募金活動に参加したことがありますが、正直な話、募集案件自体そんなにありませんでした(年3,4件程度)。



CD付 英語でボランティアガイド


もしアメリカの大学に進学することを目指す場合、ボランティア活動は大学受験のための評価項目の一つになるので、受験生はあちこちの活動に参加することも珍しくありません。

しかし残念なことに、慶應ニューヨーク学院ではボランティア活動は盛んではありません。こういったことが、慶應ニューヨーク学院からアメリカの大学に進学することが不利になると言われる原因の一つだと思われます。



前置きが長くなりましたが、今回のテーマはニューヨーク学院を受験する学生とその保護者に向けた内容で、「入試前にボランティア活動は必ずしておくべき!」ということをお伝えするための記事になります。



前述したように、アメリカではボランティア活動が盛んです。受験願書にはボランティア活動の経験を書く欄があるものです(ない学校もあります)。私の場合、慶應ニューヨーク学院の入試面接で「今まで行ったボランティア活動は何かありますか?」という質問をされています。

質問に対して、私は地元の日本人コミュニティのイベントスタッフをやっていたエピソードを話すことで対応しました。しかしここで、「とくにありません」と答えると、マイナス評価 になることは間違いありません。なので、必ず一つは話せるエピソードを用意しましょう。

話せるエピソードがないのなら、近所の子供の面倒を見ることが多く、その過程で料理や子供のデリケートな世話の仕方を学べたとか、相手の両親から感謝されたのが嬉しかったことなど、オフィシャルではない奉仕活動を話すのも一つの手です。

もし貴方がボランティア活動に熱心な受験生ならば、「慶應ニューヨーク学院ではボランティア活動が現地校と比べて、活動が少ないと聞きました。英語の勉強を兼ねて多くの活動に参加できるように学校を盛り上げたいです!」とか面接で言えれば評価されるでしょう。ボランティアの参加経験だけでなく、さらに高いレベルの活動を目指す意思をアピールできます。さらに事前に学校のことを調べた上で学校に貢献できる点を挙げていることも評価されるでしょう。なによりボランティア活動に前向きならば、学校の寮生活(集団生活)にも適応できる人物だと判断されやすいです。



学生のためのボランティア論


こんな話をすると、ボランティア活動が「点数稼ぎのための活動」になってしまうと危惧される方もいると思います。私はそれについては、「それで良い」と考えています。この記事の冒頭で触れたように「内申点や罰則によるボランティア活動は、将来の自発的なボランティア活動をするためのキッカケ」になれば、それで十分だからです。

慶應ニューヨーク学院の生徒には学外のコミュニティにボランティア活動を通じてもっと参加してほしいと考えています。ボランティア活動の内容も、日本の団体だけでなく、地元コミュニティや、他校と交流ができるような内容になれば、さらに良いと思います。

私はニューヨーク学院の事務局が生徒の安全に配慮するあまり、安全性が最高レベルに高い団体(主に日本人団体)としかボランティア活動を認めていないのではないかと邪推したくなるほど、学外活動に慎重なのだと感じています。生徒の安全は重要ではありますが、もう少しくらい、生徒にバイカルチュラルに触れられる機会を作ってもらいたいです。

こんな提案を生徒の口から学校にしてくれる有望な受験生に期待しています。恐らく、学校側もそんな生徒の入学を心待ちにしているでしょう。私なんかがブログ記事で書くよりもはるかに効果がありますよ^^


ではでは
マタネッ(*^-゚)/~Bye♪






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NY校の偏差値どれくらいという質問が多いけど、そんなデータ存在しないよ、それよりTOEIC結果がスゴイぞ!



慶應ニューヨーク学院について検索すると、関連ワードに「偏差値」が表示されることが多いです。NY学院の入学希望者(またはその父兄)が進路の判断材料として検索しているのだと思われます。

ただ、残念ながらNY学院の偏差値はインターネットで調べることができません。なぜなら計測ができないからです。

偏差値を算出するには、受験した学生の数値化された学力値が必要となりますが、慶應ニューヨーク学院の受験者の学力レベル差が激しいこと、受験者数そのものが少ないこと、そもそも外国にある私立校なので試験内容がまったく違うことなどから算出は難しいです。偏差値という信憑性すら怪しい指標は、ニューヨーク校のような特殊な学校に対しては用いることが出来ないのです。


ちなみに下記はグーグル検索でトップに表示された、全国の私立高校偏差値ランキングを掲載したサイトになります。もちろん、慶應ニューヨーク学院の校名はありませんでした。
http://kintaro.boy.jp/AW04-010/sozai/html/zenkoku%20shiritu.html



しかし、なんだかんだで偏差値信仰が強い日本では、その信仰対象となる数値が存在しない 慶應ニューヨーク学院の生徒の実力 が気になるという心中は理解できます。




個別の高校が生徒に提供できた能力を測るための指標は何なのかについて考えました。もしかしたら、公式に認めれられた算出方法やデータが存在するかもしれませんが、あくまで私個人の意見として意見を申し上げます。

個別の高校が生徒に提供できた能力を測る方法

1.就職率
2.大学進学率
3.特定の資格取得率
4.卒業生の社会的な評価

15分程、考えた結果、以上の4つとなりました。
順に私の意見を申し上げます。

1.就職率

慶應ニューヨーク学院の卒業生のほぼ100%が大学に進学するので、高校卒業からすぐに卒業する生徒は「限りなく0%」に近いと考えられます。ただし、大学卒業後は大部分の生徒が何かしらの職に就いていますので、就職率は100%に近いです。

就職先をランキング付けすることは私は嫌いなのですが、一般的に入社が困難と言われる企業への就職率は高いです。これは慶應義塾大学全体の平均よりも高い割合だと私は感じています。

その理由は、圧倒的に英語能力に長けているためです。世界トップクラスの外資系企業の内定者も毎年安定して輩出していることが、それを示します。気になる方は慶應義塾大学の就職課のOB訪問リストを閲覧することで検証ができるでしょう。

英語が苦手だった卒業生も、上場企業に就職する方が多いです。あとはベンチャー企業、自分で会社を設立する、家業を継ぐ、何かしらの専門職に就くという進路が多いように見えます。

ただし、結局重要なのは就職してから「何を成し得た」なので、その結果についてはまだ分かりません。慶應NY校の一期生でもまだ40歳程度ですので、本格的に大企業の中枢に卒業生が就けるのはまだ先になると思います。

2.大学進学率

前述しましたが、ほぼ100%の生徒が大学に進学しています。1%程が慶應義塾以外の大学(主にアメリカの大学)に進学しています。

3.特定の資格取得率

様々な高校があります。商業高校なら簿記の取得率が高いでしょうし、水産高校なら船舶などの免許を取得される方もいるでしょう。では慶應ニューヨーク学院では、どんな資格を取る方が多いのでしょうか?

英検
国連英検
SAT
TOEFL
TOEIC

以上の資格(能力判定試験)を受験される方が多いです。どれも英語力を測定するものになります。それぞれの資格に特長がありますが、ここでは就職活動との親和性が高いと言われるTOEICを例にします。

慶應ニューヨーク学院の卒業生のTOEICスコアは、日本の平均を大きく上回ります。卒業生の9割は800点以上のスコアを取り、その半分は900点以上のスコアです。満点をとる学生も珍しくありません。

私のような成績が(甘く自己採点して)中の中、程度の卒業生でも800点以上は事前勉強なしで取れています。もっとも、慶應ニューヨーク学院を卒業しなくとも、アメリカの現地校に4,5年も通えば、誰もが同じ程度のスコアはとれるとは思います。

4.卒業生の社会的評価

残念ながら、現時点で私の耳に届くほどの評価を得ている卒業生は存在しません。

ちなみに「OO社に入社した」というのは社会的評価として直ちに認められるものではないと考えています。なぜならそれは、「肩書や属性」といった評価の側面が強く、「社会への影響力」や「個としての能力」という要素が十分に含まれていない場合があるためです。そのため、特定の企業に入社したことのみを、ただちに「社会的評価」として認めてしまうわけにはいきません。

実際には銀行が融資判断をする際に用いる、属性という面での社会的評価は高い方は幾らでもいらっしゃるのは事実です。慶應卒で、大企業に入社して継続勤務、両親の属性も良いとなれば、ローン審査などは簡単に通るでしょう。

前述したように、慶應ニューヨーク学院の1期生ですら、まだ40代前半です。何かしらの偉業を成し遂げたり、国家間の大きな決断をする立場に就くような人間があらわれるのは、まだ先だと考えています。面白いのは、慶應ニューヨーク学院の卒業生の中には、本気でそんな偉業や立場を目指す人間が、そこそこいらっしゃるということです。それが実現される日を楽しみにしています。


ではでは
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入試試験の心配も大事だけど、入学してからの心配もしませんか?





ネットの情報では、慶應ニューヨーク学院の受験倍率がどれ位かという記事や書き込みが多く見られますが、私が考えるに、「入学できるかどうかではなく、何を学びたいのか」という視点で受験を検討すべきだと考えています。




慶應ニューヨーク学院の受験倍率は、年度によって差はあれど、近年は1.2倍~2.3倍付近で推移していています。年度によって倍率が大きく違うのは、慶應ニューヨーク学院の場合、時代ごとの日系企業の海外駐在員の数や、世界同時多発テロのような海外渡航に関わる事柄で、受験者数が影響されるためです。これらの影響で、2002年頃から受験者数が大きく減らしています。



学費・寮費が高額のため、それを工面できる家庭そのものが少ないのも受験者が少ない理由の一つだと言えます。一般入試の場合、アメリカに受験しに行くだけで、受験料500ドルとアメリカまでの往復の渡航費、滞在費が必要となります。しかも保護者同伴の面接があるので、保護者の旅費も必要です。家族旅行なみの予算が必要になりますね。



これらの理由から、慶應ニューヨーク学院が、「金持ちのバカ息子・バカ娘が集まる学校」のような表現がされるのでしょう。



実際に「金持ちのバカが集まる学校」かどうかの判断は、このブログの全ての記事を読んでもらった上で、各自で考えていただければよいと考えています。



本日、私が伝えたいことは、保護者や受験生たちは「入学するための対策」に注力しすぎて「入学した後の勉強」のことを軽視していることに対する危険性についてです。



私が在籍していた当時、同級生の中から留年者が毎年1~3名いました。3年経過する頃には、3~9名が留年か退学をしている計算になりますね。私のいた当時は1学年120名いましたので、40名に一人程度は留年か退学するということです。ちなみに原因は、成績不良、素行不良、家族の事情などが多いようでした。



留年はしていないけど、進級ギリギリの成績の生徒は結構多いです。他にも、成績は普通だけど、正直授業内容はよく理解していない(テスト対策だけしている)という生徒も含めると過半数を超えると私は思っています。



授業内容を理解できないのを基礎学力の不足だけが原因とはいえないのが重要なポイントになります。そこそこ頭の良い子でも、苦戦するような高レベルな授業内容を英語で行っているとイメージしてください。例えば、高校でマキャベリーの「君主論」を読む授業なんて、なかなか日本の高校にはありませんよ。



君主論(くんしゅろん)The Prince
世界中の政治リーダー・ビジネスリーダーで読んでいない人はいないとすら言われる、すっごい難解な500年位前に書かれた書籍。それを英語で読むのは私にとっては地獄でした。




慶應ニューヨーク学院の全てのカリュキュラムを100%習得することが出来れば、とんでもなく国際感覚と教養に優れ、集団生活にも適応できる存在になることも夢ではありません。



実際、そんな生徒を輩出したという話は聞いたことがありませんが、その可能性を秘めたカリュキュラムは提供され続けています。ニューヨーク校の1期生は2017年現在40代半ばとなっています。今後歴史に名を遺すような卒業生が誕生するのは近いとも私は勝手に想像しています。



実際問題、そんな存在になるには受験で合格できる程度の学力では足りないのです。少なくとも、授業内容を理解できて、さらに自分の興味のある分野の勉強を余裕は持って行える位は最低限必要となります。



慶應ニューヨーク学院のオフィシャルサイトの「Q&A」資料に以下の内容が書かれていました。



====引用ここから====

Q.
日本の英語教育で得られる程度の英語力でも入試の問題には対応できるのですか?帰国
生でもなく、日本の中学校での英語教育しか受けておりませんが、入学は可能でしょうか?


A.
本学院には、日本の学校又は海外の日本人学校にのみ在籍していた生徒(日本の教育を受け
てきた生徒)もいます。日本の教育のみを受けている生徒でも、合格の可能性は十分ありま
すので、入学試験だけではなく入学後の学校生活に備えての英語力を身につける努力をして
ください。

====引用ここまで====



最後の一文の「入学試験だけではなく入学後の学校生活に備えての英語力を身につける努力をしてください」。私はこの部分に注目しています。



この質問自体がナンセンスで、入学試験に合格できるレベルの英語力にのみ照準を合わせていて、肝心な入学後に必要となる英語力を考えずに質問がされています。それを学校側が諭すような解答をしているのが特徴的ですね(個人的にはナイス解答だと私は思っています、GOOD JOB !)。



もし受験生と、その保護者が、学校から与えられる教育環境をフルに活用したいとお考えならば、以下のことを受験前に試してみてはいかがでしょうか?





チェックポイント その1
お子様の現時点の能力で、入学後も授業についていけるのかを冷静に考えてみましょう。

・英語の Advance Class(上級クラス) を目指すなら、シェイクスピア作品を英語で読める程度の英語力が必要だと思ってください。日本の大学で文学部が勉強するレベルの授業が行われていると思ってください。以下参考シェイクスピア作品の一部になります。

 ◆ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet
 ◆オセロ(Othello)
 ◆リア王(The Tragedy of King Lear



・卒業要件の一つにTOEFL530点以上が求められますので、最低限の英語の土台は必要となります。入学時点で530以上のスコアなら良し、可能ならば400代後半は入学前からないと、キャッチアップに苦労すると思っていいでしょう。もし、TOEFL未受験でしたら、参考書を一読してみることをお勧めいたします。









チェックポイント その2
寮生活に適応できる人間性が、お子様にあるかを冷静に分析しましょう。

寮生活に適応できる人材かは、面接で間違いなく見られています。プリエントリー中に、先生がバラしていたので、間違いないと思っています ( ̄□ ̄;)!!



面接対策をしていれば、面接官の目は誤魔化すことは可能ですが、受験対策で誤魔化す練習をするよりも、アイロンの使い方の一つでも覚えた方が良いと考えています。



『もし入学が決まった場合、私は寮に入ることになるのですが、実は私は身の回りのことが何も出来なかったことに気が付きました。寮に入るにあたり親にお願いしてアイロン掛けから教わり、今ではOOやOOが出来るようになって、自信が付きました』



面接に話すには悪くないエピソードだと思いますよ。



ちなみに学校・寮では、わがままお嬢様や、マザコン男子は、他の生徒から馬鹿にされる傾向がありますので、身の回りのことができるだけで馬鹿にされる確率は下がります。最低でも、制服のネクタイだけは結べるように練習しておきましょう(女子もネクタイあります)。







チェックポイント その3
お子様が自主的に机に向かって勉強できるかを分析しましょう。

親に言われなければ勉強しないようでは、試験期間中に痛い目にあいます。色々な誘惑に負けないで、親に言われなくても勉強ができる意思がないと、留年します。





過去の記事『成績の悪い生徒の特長 最初から悪いのか or 突然悪くなるのか?』でも触れましたが、勉強する習慣がないと、テスト前や試験期間中にどうやって対策をしていいか分からなくなります。結局、毎日の予習・復習が出来ている生徒が上位の成績をとるので、それができないだけで、大きなハンデになるのです。






以上の3つのポイント
・基礎学力
・集団生活への適応
・自主的に勉強する意思

これらに不安がある状態で入学すると、入学してからきっと後悔する可能性です。



慶應ニューヨーク学院は、散々バカ学校とか、偏差値低いとか、ネットでは酷い言われようですが、その授業内容は間違いなく一流です。大学の専門学部で習うようなことを高校時代から英語で習います。生徒の中には、ニューヨークの国連本部で現地のアメリカ人相手にディベートのような意見の応酬をする生徒もざらにいます。



こんなことができる生徒を何名も輩出できる学校を、バカ学校だと私は思いません。



ニューヨーク学院の成績評価は問答無用です。成績が悪ければ誰でも留年します。ドラマや小説のように、親の属性や寄付金の金額などで、どうにかなるようなシチュエーションなど存在しません。

受験生や保護者の中で、ネットの「慶應ニューヨーク校はチョロイ」的な記事を鵜呑みにしている方がいれば、どうか考えを改めてください。慶應ニューヨーク学院は、『入学して卒業して、慶應大学に行くためだけの学校』などではありません。

慶應ニューヨーク学院は、適切な努力をすれば、教育理念のバイリンガル・バイカルチュラルを体現できる大人になれるカリュキュラムが備わっています。適切な努力ができる生徒に入学して欲しいのが学校の本音だと私は考えています。


繰り返します。
『適切な努力ができる生徒に入学して欲しいのが学校の本音だと私は考えています』

これが一番の受験対策なんじゃないかな?


ヒントは以上です。



o(^◇^)/~ ばいちゃ~♪












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受験日当日 そのとき現役の生徒達は何をしていたのか!?





私が慶應ニューヨーク学院に在籍していた頃、入学試験はニューヨークの校舎内で行われる一般入試のみでした。当時は海外在住であることが受験資格に含まれていたため、受験日には世界中から受験者が学校に集まってきたのを覚えています。

本日の記事では、試験日当日に現役の生徒達が何をしていたのかや、受験日前にあった、ちょっとしたエピソードをご紹介いたします。



受験日当日の様子

受験日当日は、生徒は校舎に立入禁止と命じられていました。例外として校舎に立ち入ることができるのは、受験の手伝いをするスタッフに任命された数少ない生徒のみです。どんな仕事をするのかを聞いたところ、保護者が待機する部屋の受付を担当していたそうです。

残りの生徒達は寮にいるようにと指示され、カフェテリアの利用時間も指示されていました(受験生がお昼をカフェテリアでとるため、時間がバッティングしないようにするための配慮)。

寮での過ごし方はいつもと変りなく、各々が自分の部屋で漫画を読んだり、ゲームをしたり、勉強したりと、自由時間を楽しんでいました。生徒の中には、自分の兄弟姉妹が受験に来ている子もいたので、そういった子はちょっとソワソワしている様子も見受けられましたね。




そんな中、
受験日から遡ること数日、一部の生徒達はあることを計画していました。







それは、これから受験に挑む、未来の後輩達に向けて応援メッセージを送ることでした。






本来ならば、褒められた事ではないのですが、彼女ら(彼ら)は受験日の前日に受験生に向けた、応援メッセージを学校の机に書いていたのです。


例えば、
受験がんばってね、入学楽しみにしているよ!』的なメッセージです。

実際、どの教室で試験が行われるかは生徒達は知りませんので、メッセージが受験生に届く確証はありません。それでも何かの励みになればと、メッセージを書いていたそうです。

私の同級生で実際にそのメッセージを受験時に読んだという生徒がいたので、意外と受験生に届いているのかもしれませんね♪

念のため申し上げておきますが、どんなメッセージであれど机に落書きすることは決して褒められた行為ではありません。場合によっては、受験生が机にチートメモをしたと疑われる可能性がありますので、真似はしないようにお願いいたします。


ただそれでも、ちょっとだけ微笑ましいエピソードですよね^^




続・慶應幼稚舎入試解剖学 付録 慶應ニューヨークのすべて




落書きついでに、もう一つエピソードを紹介いたします。

私が在籍当時、教室の机には、ちょいちょい落書きがありました。

内容としては、やたら上手いドラゴンボールのキャラクターが描いてあったのを覚えています。他には、読み方の分からないスラングだらけの英文があったりしました、おそらく英語の曲の歌詞だと思われます。

面白いのが、
放課後にカストーディアン(清掃員)が机を全て教室外に運び出して清掃をするため、翌日には机がシャッフルされて教室に再配置されます。そのため、ドラゴンボールのキャラクターが入った机がまったく別の位置にあったり、場合によっては、別の教室に移動することがあったのです。

想像してみてください、
すっごく綺麗な女子生徒が、優雅に机の教室に座ったら、ドラゴンボールの落書き入りの机に当たり、それでも平然と授業を受けるようなシチュエーションを。





ちょっとだけ面白くないですか^^






もっとも、そういった机に出くわしたら授業前に余っている机と取り替えることができます。実際、女子生徒は机を交換していましたね。逆に男子生徒は落書きにセリフを書き足したりして遊んでいましたw




数年前から、ニューヨーク校の校則がモラル面で厳しくなったと聞くので、机の落書きなどは少なくなったんでしょうかね?

もし、これから受験される方が、受験日当日に(ドラゴンボールではなく)机に応援メッセージを見つけたら、このエピソードを思い出してみてください。いつの時代も素敵な先輩方があなたの入学をお待ちしていますよ。




ではでは (⌒∇⌒)ノ""マタネー!!








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