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慶應ニューヨーク学院 卒業生のブログ

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大学で転部する生徒がよく分からん





皆様は「転部」「転科」という言葉はご存知でしょうか?

これは、大学在学中に別の学部や別の学科(例えば法学部法律学科から法学部政治学科)に移籍することを指す言葉です。

慶應義塾大学には「転部・転科」という制度はありません。似たような仕組みとして、第2学年編入学試験というものがあります。名前が長いので、「転部」と呼んでいる方が多いようです。

詳しくは下記のオフィシャルページを参照ください。
http://www.gakuji.keio.ac.jp/academic/shingaku/nihen.html


慶應ニューヨーク校の卒業生が大学に進学してから、学部を変更する例がしばしばあるように感じたため、その背景にどのような理由があるのかを調べてみました。



実際、この第2学年編入学試験を受験している生徒はどれくらいいるのでしょうか?

公式サイトを見ると、大学の在籍生徒数約27000名中、毎年70~90名程が受験していることが分かりました。この70~90名の受験者の内にニューヨーク校の生徒が含まれることが比較的多いようです。

私個人が過去に、慶應ニューヨーク校の同窓会や、親交のある同窓生にヒアリングすると、多くの代に転部者が1名、2名いました(0名の年もありました)。逆にニューヨーク校出身ではない転部試験を受験した生徒を知っている方は0名でした。




学部を変更する理由はなんなのでしょうか?

一般的には
1.他に専門的に研究したい分野ができた
2.今の学部の研究内容が、自分のやりたいことではなかった
3.もっと偏差値評価が高い学部に移籍したい(就活等に有利な学部に移りたい)

などが多いようです。
1以外の理由は、ちょっと共感したくないですね。。。



ニューヨーク校の卒業生で、転部を希望する理由は上記の3つ以外にもう一つあります。その第4の理由は、

4.日本語の授業についていけないため


です。




ニューヨーク校出身者で転部を希望する生徒に多くみられるのは、「英語に長けているが、日本語は苦手」という特徴です。慶應ニューヨーク学院では英語7割の授業だったのが、大学では日本語9.5割の授業に変わることが大きな壁となるのです。

日本の文化にも慣れていないため、何もかもが初めての経験となります。他にも第二外国語を日本語で習うこと自体が初体験で、文法用語などチンプンカンプンになったりします。

さらに、あらゆる専門授業で分厚い日本語の教科書を英語に翻訳してからでないと理解できないので、大きな負担になるのです。




結局、転部した先の学部でも同じことになるのではないでしょうか?

実は、そうはならない方法があります。


それは転部先として「総合政策学部」か「環境情報学部」のどちらかを選ぶことです。


これら2つの学部に共通する大きな特徴は、自由が利くことです。

何を学習するのか、時間をどう使うのか、必修科目も少なく、生徒の選択肢が広いのです。

キャンパスが湘南藤沢キャンパス(以下SFC)にあり、英語圏出身の生徒数が他学部に較べて格段に多いです。そのため日吉や三田のキャンパスとはまったく違う文化がSFCにはあります。英語を交えたコミュニケーションも多く、外国の大学に近い雰囲気の、日本の大学なのです。



日本語が苦手な卒業生にとっては理想的な環境なのでしょうね。




そもそも日本語が苦手なのに転部試験に合格できるものなのか?

実は、総合政策学部と環境情報学部への転部試験は書類審査と面接だけなのです。他の学部への転部は論文や語学の試験があるのに対して、だいぶ違いがありますね。

書類審査と面接だけならば、学力が問われる割合は少なくなります。さらにSFCは英語主体なので英語力が求められます。面接において有利になるでしょう。

これらの理由から、転部試験においても慶應ニューヨーク学院の卒業生は高い合格率を出しているようです。




大学の正当なルールに則った判断ではあるけれど、、、

私が今回の件を調べたキッカケは、「とくにやりたいことがないのに、別の学部を志望するという判断が許せなかった」からです。

その大した志望動機もない生徒が合格することで、本気で勉強・研究する意思があった志願者のための合格枠がなくなることもあったはずです。そういうことを想像すると、イライラとした感情がどうしても湧き出てしまいます。

勿論、ちゃんとやりたいことがあってSFCに転部するならば、それはむしろ歓迎するべきことです。しかし残念ながら日本語が苦手で授業についていけないという理由が本心としか思えないような方もいるのです。そうでなければ、SFCの学部ばかりに転部志望が偏ることはないはずです。キャンパス環境で学部を選んでいるように思われてもしょうがないです。



英語が苦手な私にとって、慶應ニューヨーク学院での英語主体の授業は、辞書とのにらめっこの毎日でした。教科書を翻訳してから、やっと暗記や理解ができるような手間のかかる勉強方法を3年間続けて、無事に卒業もできました。最初から英語が分かっていれば、または同じ授業内容を日本語でやってくれれば、授業も楽だし、成績も格段に良かったのだろうなと何度も何度も考えたものです。

しかしどうでしょう、
英語の方が得意な生徒が、日本の大学で私と同じように辞書とのにらめっこの毎日になったら、1年を待たずして、転部を決断するのです。

専門的に勉強したい分野があったから、自分の意志で学部を選択して、進学しているはずなのに、1年待たずに転部を希望するなんて、意思が弱すぎるでしょう!

しかもその本心の志望理由が、「SFCでやりたいことがあるわけではなくて、日本語の授業が苦手だから、英語が多いSFCに行きたい」ですよ。


いやいや、そんな生徒、そもそもいらないから!




この生徒は、本心を隠しながら、どれほど素晴らしい質疑応答を面接会場で行ったのかを知りたいです。それとも担当の面接官がよほど人を見る目がなかったかのどちらかなのでしょう。




以上が私の知る、
慶應ニューヨーク学院の転部事情についての情報になります。


もし、ニューヨーク校出身者で、SFCに転部する方がいれば半分以上は、逃げの選択での転部だと感じざる得ない結果となりました。

逃げの選択ではない方へ、『転部試験に合格おめでとう!』
逃げの選択をされた方へ、『貴方、カッコ悪いですね!』




(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪









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