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慶應ニューヨーク学院 卒業生のブログ

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NY校のデメリット その2 アメリカ文化はそれほど身に付かない(後編)




前編
からの続きとなります。

NY校のデメリット その2 アメリカ文化はそれほど身に付かない(前編)」をまだお読みでない場合は、先にそちらから読まれることをお勧めいたします。



さて、前回の記事ではニューヨーク校でのアメリカ文化を学習する環境が弱く、教育理念であるバイカルチュラルの体現には程遠いことを指摘させていただきました。


前回の記事に補足を致しますと、日本語が得意で英語が苦手な生徒(俗にニューヨーク校内で日本語派と呼ばれる生徒)は、バイリンガル・バイカルチュラルになるには多くのハードルがあると思いますが、その逆の英語が得意で、日本語が苦手な生徒(英語派の生徒)にとっては、バイリンガル・バイカルチュラルになり易い環境だと、私は考えています。



英語派の生徒は、英語が出来て、さらにアメリカ文化に精通しているので、日本語中心の寮生活を3年4年過ごせば、日本語は上達するでしょうし、日本の文化にも詳しくなります。慶應義塾大学に進学した場合は追加で4年を日本で過ごすので、文化への理解はさらに深まります。



計7年以上をこういった環境で研鑽を積めば、日本語と英語に長け、両方の文化に精通した人物になれるように感じませんか?



話を戻します。



前回の記事で散々、ニューヨーク校のシステムについて悪く言ってしまいましたが、実はバイリンガル・バイカルチュラルな人材を生むための環境はすでに整っているとも考えています。



私なりにたどり着いた結論は、
学ぶ気のある生徒ならば、今の環境でも十分に「バイリンガル・バイカルチュラル」になれる、というものです。



慶應ニューヨーク学院のカリュキュラムを全力で学ぶ + カリュキュラムではカバーできないような、アメリカ文化との接点を自分から積極的に作る活動をすれば、バイリンガル・バイカルチュラルな人間になれます。



ニューヨーク校のカリュキュラムについては、概ね良くできていると私は思っています。ニューヨーク校の卒業要件の一つに、TOEFLスコアが一定水準以上であることが求められますが、ほぼ全ての生徒が在学中に基準をクリアしています。なので、英語力は成長する環境はあるのです。




足りないのは、学校の外のアメリカ人との交流だけなんです。





これに関する問題意識は学校側にもあるようですし、対策もしてくれている様子は見えます。しかし、それを学校側が提供してくれるまで生徒と保護者はただ待っていることが正解だとは私は思いません。



その機会がないのであれば、自分から作れるように行動するべきではないでしょうか。



やり方は簡単です。
先生に相談に行けばいいのです。


例えば、
「現地校の授業風景を見学したいのですが、どうすれば実現できますか?」とか
「どうすれば他校のバスケの練習に体験参加できますか?」みたいな相談です。


理由をちゃんと添えて、相談に行けば、先生方は真剣に耳を傾けてくれます。私の経験上、面倒くさい対応をされる先生はいませんでした。相談内容もアカデミックなものなので、前向きに相談に乗ってくれると思いますよ。実現できるかは保証はできませんが、実現可能だとは思います。


学校側から提供されたものだけをやっていても、バイリンガル・バイカルチュラルは身に付きません。学校は機会と環境を提供するので、あとは生徒次第ということを入学前から理解しておくと効率よく学習できるでしょう。



最後にオフィシャルに公表されている、慶應義塾ニューヨーク学院(高等部)の使命をご紹介いたします。



==以下引用==

慶應義塾ニューヨーク学院(高等部)は、慶應義塾大学ならびに世界をリードする大学に優秀な学生を送り出すために設立された。本学院の使命と目的は以下の通りである。
1. 生徒各人が個人として自己を確立するのを促し、社会に貢献できる一員となるよう人格形成を行う。
2. 多様な文化に関する知識を体得し、グローバル社会に備える機会を提供する。
3. 1858年創立以来の慶應義塾の優れた伝統である「気品の泉源」ならびに「独立自尊」の精神
を涵養(かんよう)する。

==引用ここまで==



バイリンガル・バイカルチュラルという単語は使命には含まれていません。ニューヨーク校の使命は2の言う通り「機会を提供する」ことです。ニューヨーク校はすでに使命を果たしています。結局は学ぶ生徒しだいということなんですね。




ではでは (⌒∇⌒)ノ""マタネー!!







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