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慶應ニューヨーク学院 卒業生のブログ

慶應ニューヨーク学院についての情報がネット上で少ないと感じ、本ブログを立ち上げました。間違った情報を是正し、美辞麗句なしの内容を心掛けています。

生徒の学力検証シリーズ その1 慶應ニューヨーク生の学力差が激しい理由(前編)





Google 等の検索エンジンで「慶應ニューヨーク」と入力すると、関連ワードで

「バカ」
「金持ち」

といった単語が表示されることは有名ですが、実際の学力はどの程度なのかをシリーズで考えたいと思います。記念すべき1回目は、「同じNY学院の生徒なのに、学力差が激しい理由」を考察します。




NY学院でトップ水準の学力を持つ生徒の多くは、
・英語と日本語どちらも(アメリカ人・日本人両方の)年齢相応に読み書きができる
・第2外国語を現地校で数年間履修済、または第2外国語を扱う言語圏に住んでいた

といった特徴があります。(メンタル面の特性は別の機会に紹介します)



逆に成績が悪い生徒は、
・日本語能力が同世代よりも低く、英語はESL(English as a second Language)の履修が必要。

という特徴があります。



逆のパターンで英語が出来て日本語がまったく出来ない生徒もいますが、授業の7割は英語で行われるため、英語力だけで成績はある程度とれます。結局、英語が一定レベル以上ならば、留年するほど成績が悪くなることは滅多にありません。

国語が得意、数学が苦手とか、そういった段階の話ではないんですね。結局は英語で行われる授業と、日本語で行われる授業をリアルタイムで理解できるかが、高い成績を残すために求められる基礎要件になるのです。

私個人の話になりますが、私の日本語力は人並み(ただし漢字は苦手)で、英語力は中の下でした。自分で言うのはなんですが、授業態度や試験対策は真面目に取り組んでいました。しかしそれでも最終的な成績は(甘く自己採点して)中の中 程度です。

私が在学中に「なぜ他の同級生はほとんど勉強していないのに、あんなに良い成績がとれるのか?」という疑問を抱いたことがあります。


成績の良い友人達に正直にこの疑問を訪ねたところ、大きく分けて3パターンの答が返ってきました。

1.現地校で、すでに習った内容だから楽
2.入学前に、塾ですでに習った内容だから楽
3.そもそも、授業を聞いていたら分かる内容でしょ  ( ̄□ ̄;)!!


私はショックを受けました orz

1の「現地校で、すでに習った内容だから楽」について

英語の授業で扱われる教材図書は、すでに現地校の授業で読んだことがあるという生徒は成績上位者には多かったです。現地校でESLを卒業し、ネイティブの学生達と同じ授業を履修し、教材図書のほとんどは、授業で勉強済なのです。

そのため感想文などもスラスラと書けるし、比喩的な表現についても過去に学習しているので、理解するのに辞書をひいたり、先生に質問する必要もなくなります。生徒によっては、現地校で提出した作文をそのまま提出する子もいました。

第2外国語に至っては、現地校で数年間スペイン語やフランス語を履修しているので、他の生徒よりも優位になります。スペイン語圏で生活していた生徒などは、当然スペイン語がペラペラなので、何も勉強せずにA評価を得たりします。「すでに喋れるんなら、他の外国語を履修しろよ」と内心私は思っていました。生徒によってはスペイン語を3年ほど勉強しているのに、わざと Elementary レベル(初級者用のクラス)の外国語のクラスを履修することで、楽をしていた子もいました。


当然ながら、上記のような優位性を持たない生徒は、普段の勉強に求められる時間が大きく増えます。


2の「入学前に、塾ですでに習った内容だから楽」について

日本語で行われる授業(国語、古文、日本史など)は、NY校の授業の3割程度です。これらの授業で圧倒的な高成績を残す生徒は、入学前に塾で日本での高校受験対策をしてきた生徒達です。慶應ニューヨークに入学する道と、帰国子女枠で日本の高校に進学する道、これら2つの対策をしている海外在住の子女は多いです。

塾に通っていれば、全員が高成績という訳ではありませんが、塾で上位成績者だった子はNY校でも上位の成績を取ることがやはり多いです。

私も塾に通っていましたが、成績は並レベル。NY校でも並レベルの成績でした。


3の「そもそも、授業を聞いていたら分かる内容でしょ」について。

私は英語が苦手だったため、授業内容を理解するのに辞書が常に必要でした。言葉のニュアンスを理解するのに苦労も多かったです。そのため英語がペラペラな生徒は瞬時に理解できる内容でも、私にとっては1手間、2手間かかってしまいます。

特に苦労したのは、世界史やアメリカの公民、生物、物理など、成績によるレベル分けがない科目です。数学は得意だったので、フィーリングで理解できましたが、未知の単語のオンパレードの授業は教科書を翻訳するところから始まるのです。







1から3で共通することは、語学力がないと時間が足りなくなる、ということです。結果として、遊んでいる人よりも勉強しているのに、自分の方が成績が低いという「悔しい想い」をする生徒も少なくありません。



NY校では、毎週何かしらの科目で小テストがありす。授業の進捗に遅れると、その科目のリカバーをしながら目の前のテスト対策も必要となります。もちろん、通常授業の勉強や部活動も同時進行です。まともにやっても、時間は足りないことは目に見えていますね、、、



部活動との両立をはかる勉強法―短時間成績向上の方策


成績上位者の持つ全てのアドバンテージは、その生徒が入学前に身につけた実力なのだから、卑怯でもなんでもありません。学校にとっても基礎学力の高い生徒は多くて困ることはありません。今回の記事でご理解いただきたかったのは、「入学時点で基礎学力の差が激しい」という事実です。


後編の記事では、アドバンテージを持たない生徒が、どうすれば効率よく成績を上げられるかについて触れます。


ではでは

(⌒∇⌒)ノ""マタネー!!






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