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慶應ニューヨーク学院 卒業生のブログ

慶應ニューヨーク学院についての情報がネット上で少ないと感じ、本ブログを立ち上げました。間違った情報を是正し、美辞麗句なしの内容を心掛けています。

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慶應ニューヨーク学院に通うことで得られる8つのメリット





こんにちは、管理人のブラウンです。


慶應ニューヨーク学院に入学することで得られるメリットをリストアップしてみました。色々な角度から考えてみましたので、何かの参考になれば幸いです。



1.英語(または日本語)が上達する

もともと日本語が得意な生徒(日本語派)は英語が、もともと英語が得な生徒(英語派)は日本語が上達します。

日本語が得意な生徒の方が多いためか、寮や学校での会話の多くは日本語で行われます。そのため、英語派の生徒にとっては、卒業するころには日本語がものすごく上達します。

ネット情報では、英語力はそれほど上達しないとは言われていますが、少なくとも卒業要件であるTOEFL530点(550点?)以上は身につきます。

加えて、授業の7割は英語で行われているため、リスニング能力はすさまじくレベルアップします。私の肌感覚ですが、ニューヨーク校の卒業生の半分以上はTOEICのリスニングテストで95%以上の正解率をだせています。英語がそんなに得意ではなかった私も、リスニングテストでは満点を取れました(ライティングは、、、、)。

リスニングで95%以上の正解率を出せるということは、TOEICで800点以上はほぼ取れると考えて良いです。もともと英語が得意ならば、900点代後半も問題なくとれます。というか、とっている人がゴロゴロいます。




2.生活力が鍛えられる

生活力とは何かの問題に直面した際の対応力です。 Yahoo知恵袋によると「理屈でもお金でもありませんし、仕事 家庭 社会 どれかに限定されるわけでもないです。 実社会に出て自活して生きていると、いろいろな問題が起きてきますよね。 自分の意思と方法で切り抜けていくこと、対処していくことが生活力です」とありました。

生徒の大部分が寮生活をする中、人間関係のトラブルは常に発生します。楽しい日も多いですが、頭に血が上るような体験も多いのも事実です。男女関係や先輩後輩関係のトラブルもあるかもしれません。

これらのトラブルは日本やアメリカで暮らす高校生も直面する問題ではありますが、24時間キャンパス内で暮らしを共にするため、直面する問題の数が多いのです。

それらを乗り越えた経験は、必ず大学生や社会人になっても役に立ちます。甘ったれた性格があれば、それも大きく改善されるでしょう。早い話、精神的にタフになれます。




3.慶應義塾大学への進学ができる

慶應ニューヨーク校を卒業できれば、慶應義塾大学への推薦が得られます。ただし、あくまで卒業できればの話なのでご注意ください。入学してから卒業するまでに何かしらの理由(成績不良、実家の都合、不祥事など)で学校を去る生徒は1割はいると思ってください。

なお、進学できる学部も基本的に成績が高い順に選択をするため、必ずしも希望の学部に進めるとは限りません。




4.アメリカ文化に触れられる

近年、教育理念である「バイリンガル・バイカルチュラル」を体現するために、現地のアメリカ人と交流するイベントが増えているようです。私が在籍したいた当時は、自分からボランティア活動に参加したり、委員会の活動で他校に文化交流に行くメンバーにでもならない限り、そういった機会には恵まれませんでした。

キャンパス内に文化交流を目的とした講堂や大ホールを内蔵した建物を作るそうなので、本気度が伺えます。




5.生涯の友ができる

高校時代の友人と社会人になっても付き合いのある方は多いと思いますので、特別すごいことではありません。強いて違いを述べるなら、寮生活ではルームメイトが必ずいますので、相手と同じ部屋で過ごした経験は何歳になっても思い出深いものになりやすく、生涯の友になりやすいです。付け加えるなら、ほぼ全員が同じ大学に進学するので、高校での縁が大学生活にも継承されることも仲を深める要因となります。

私の場合、フェイスブックなどで交流のある同級生は多いですが、実際に1年間に複数回会う友人は2人しかいません(多分少ない方だと思います)が、その分大学時代に出会った友人と会うことが多いです。慶應はOBの繋がりでおそらく日本で1番か2番目に強い大学だと思いますので、こういった関係性を育める環境は特別です。





6.大学レベルの教育が受講可能

成績優秀者に限定はされますが、一部の上級クラス(Advance Class)や選択科目では大学レベルの教育が先行して行われます。

例えば、英語の Advance Class ではシェイクスピアの作品を英語で学習し深い部分まで読み込んだりしますし、法学部志望者の受講する Politics の授業では「君主論」を英語で読んだりします。こんな高校生は日本に10000人に1人もいません。




7.安全に性の知識が学べる

高校生は多かれ少なかれ、エッチな話題が好きなものです。入学時には性の知識が皆無だった生徒も、学校生活を送る内に色々なことを学びます。男子寮でも女子寮でもエッチな本やDVDが交換されたりしています。

ただ、安心してください。すっごく校則が厳しく、セキュリティが高いので校内で過ちが起きる可能性は極めて低いと思ってもらって結構です。あるとすれば、夏休み中に彼氏・彼女が日本で会っているタイミングなどだと思われます。何はともあれ、大部分の生徒は在校中に性の知識が安全に学べるでしょう。



8.親への感謝が身につく

多くの生徒が、反抗期真っ只中の年齢(14~16歳頃)から寮生活を開始して18前後で卒業します。親元を離れて暮らすことで、様々な感謝が芽生えます。学費への感謝、日ごろの生活サポートへの感謝、困った時に相談に乗ってくれることへの感謝など数え上げたらきりがありません。6月の卒業式では両親に感謝の言葉を述べる生徒は多く、涙する保護者も多いです。




以上、慶應ニューヨーク学院に通うことで得られる8つのメリットでした。

まだまだ書き忘れていたメリットがあるかもしれませんが、学費分以上に得られるものが多い環境だと考えています。もっとも、その環境を生かすも殺すも本人次第ではあるんですけどね。



マタネッ(*^-゚)/~Bye♪







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ビルゲイツがちょっと良いこと言っていたので、紹介します





こんにちは、管理人のブラウンです。



先日ネットニュースで以下のような記事がありました。



ビル・ゲイツが、子どもが14歳になるまで絶対に禁止にしていたこと



その中の一文が心に残ったので、共有させてください。



「すべての子ども達は、大きな可能性を秘めている。重要なことは、質の高い時間を多く持つことだ」



色々が考えさせられる一文でした。



よく言われることですが、お金持ちの人って何よりも「時間」を大切にされるそうですね。



ただ、その「時間を大切にする哲学」が必ずしも親から子に伝承されているとは限りません。なぜなら、どんなに立派な親でも、「子供の教育者」としてはダメダメなことが結構多いからです。



比喩的な表現ですが、
慶應ニューヨーク学院は、栄養価が高く、健康に良い果実があちこちに生えているような場所だと私は考えています。



積極的に摂取すれば、体調面・精神面・教養面で大きな成長が見込めますが、それらの果実に興味を持たず、自室でグータラしていると、当然成長は乏しくなります。



卒業時の姿を花で例えるとこんな感じですかね。


元気なひまわり


元気のないひまわり




現実問題、生徒が3年間(4年間)で得たものの大きさは、個々人で大きな開きがあるのは間違いありません。それは知識かもしれないし、友人かもしれないし、技能かもしれませんし、得たものが親の期待とは異なる場合も多いでしょう。

ただそれでも、実りの多い高校生活を送れたのなら、将来に役立つ可能性はあります。逆に特に何かに打ち込むことなく、無気力で、友達とも浅い付き合いしかしてこなかった人には何が残るのでしょうか?

大学で再チャレンジはできますが、社交性がもともとない方が大学で社交的に生まれ変わることに成功するのは、意外と難しいです。(まあ、再チャレンジするだけ偉いと言えば、偉いですが、、、)




ニューヨークの風―慶應義塾ニューヨーク学院の思い出




夏休みや冬休みが長い慶應ニューヨーク学院での、高校生活は3年間で800日程しかありません。その少ない日数の中に、あらゆる学校行事、寮生活、部活、試験、通常授業が凝縮されています。何日か無気力になる期間もあるとは思いますが、それを克服して活動的な高校生活を送れるようにするべきです。



度々、ブログで申し上げていますが、慶應ニューヨーク学院のカリュキュラムは素晴らしいです。しかも年々良くなっているように感じます。私が現役だったころに不足していた学外との交流は増えているのを知った時は、すごく嬉しく感じました。



ただし、その素晴らしいカリュキュラムを活かせるかどうかは、結局は生徒しだいなんですね。意思決定能力が成長過程にある高校生が、どこまでカリュキュラムを活かせるのか、そしてどこまで自分のものとして吸収できるのかは、教員や親のサポートがあれど、最終的には生徒自身の判断になります。



具体的なアドバイスを何かできないかを考えてみたところ、真っ先に思いついたのは、「恥ずかしがり屋は損をする」でした。



迷ってうじうじする姿は、男女関係なくカッコ悪いですし、励ます友人達もいつかはサジを投げます。「迷ったら、やる!」位の気持ちが大切ではないでしょうか。



なかなか、親の口から「迷ったらやれ!」とは言いにくいものですが、あえて親の口から言ってみましょう。いつでも子供は親の力強い姿を求めるものなので、子供は勇気づけられると思いますよ。



マタネッ(*^-゚)/~Bye♪









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慶應ニューヨーク語って何? 日本語派、英語派という表現についての考察。





慶應ニューヨーク学院には、「慶應ニューヨーク語」という校内のみで通じる専門用語があります。学生達はしばしば、慶應ニューヨーク語が日本でも通じると勘違いしては、日本で恥をかくことがあります。(私自身も経験があります、、)



世代によって、慶應ニューヨーク語は変化しますが、例年変わらずに使われている用語を幾つか紹介いたします。



慶應ニューヨーク語 紹介その1
Fる(エフる)、Fった(エフった)


意味
読んで字のごとく(?)、何かの科目で F の成績を取ってしまった、又は取りそうな状態を指します。ちなみに F の成績とは単位を落としたことを意味し、最も低い評価点(評語)となります。


使い方1
「やべぇ、数学 Fったから、あと一つ Fると、留年だよー」
→数学でFをとってしまったから、あと一つ別の科目でFをとったら留年になってしまう。


使い方2
※試験日前日、一夜漬け対策中のセリフ
「今寝たら、明日のケミストリー、Fる、、、、」
→今寝てしまったら、明日の科学の試験でFの成績をとることになる。


備考
日本の高校生の成績評価にABCという評語は使われないことが多いので、通じないことが多いです。





慶應ニューヨーク語 紹介その2と3
英語派(えいごは)、日本語派(にほんごは)


意味
慶應ニューヨーク学院の生徒は世界中から集まっています。そのため、英語の方が得意な生徒もいれば、日本語の方が得意な生徒もいます。いつからか、英語で話す方が楽な生徒たちは「英語派」、日本語の方が楽な生徒たちは「日本語派」とお互いに呼ぶようになりました。


使い方1
「たしかOO君って英語派だったよね、日本の漫画とかって読むことあるの?」
→OO君は英語の方が得意だったよね。英語の方が得意でも、日本の漫画は読むの?


使い方2
「英語派はいいよなー、オレ World History の授業、何言っているのかまったく分からなかったんだけど。」
→英語が得意だといいよね。オレなんて、世界史の授業で何言っているのか、まったく分からなかったよ。


備考
当時の私もこの日本語派、英語派という表現はよく使っていました。そんなある日、国語の先生が「日本語派、英語派って言うけど、別に派閥を作っている訳ではなく、ただどっちが得意かって話でしょ、それなのに派閥の「派」って言う表現を使うのが、気持ち悪く感じるんだよねー」と仰っていたのを覚えています。

学生時代の我々にとっては、派閥意識はなく、ただ慣習的に使われている表現を用いているだけなので、「なんだこの先生、面倒くさいこと言っているなー」程度にしか考えていませんでしたが、今の年齢になって思うことは、



先生の仰っていたことが正しいです。



と感じています。



今にして思うことは、「OO派」だなんて知らない人の前でベラベラ話すと、「慶應ニューヨーク学院では日本語派閥と英語派閥があって、対立構造でもあるのではないか」と変な誤解を与えかねません。ただでさえ、噂が一人歩きするような学校なのだから、誤解が生じやすい環境であることを意識するべきでした。

一度定着してしまった表現を変更することは難しいものですし、学校側から強制介入すると現役生徒から反発も予想されます。そもそも、そこまで重大な問題でもないので、何十年も「日本語派」「英語派」という表現が残っているのだと思います。

そこで、現役の慶應ニューヨーク校生に提案なのですが、生徒主導で「英語派」「日本語派」に変わる「誤解を招かない、新しい表現」を考える(公募)してみるのはいかがでしょうか?

生徒会や、生徒複数人規模でも実施可能な活動ですし、学校側も賛同すると思います(とくに国語の先生とか)。バイリンガル・バイカルチュラルの教育理念にも結び付く、表現問題として解釈することも可能なので、成功すれば大きな成果として評価されると私は思いますよ。



やらしい話、内申評価もよくなると思います。
ご検討よろしくお願い致します。



マタネッ(*^-゚)/~Bye♪








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