暴力事件について。何があっても手を出さない。拳を振るうことを我慢できる大人になれる? 生徒の特長 2017年03月23日 慶應ニューヨーク学院は、暴力に対するペナルティは非常に厳しいです。親元から預かっている生徒に、危害を加える存在に対しては容赦ない対応をします。入学前のプリエントリー中に、これに関する説明は再三され、学院の先輩からも「何があっても手を出すな」と教え込まれます。実際に暴力事件を起こす生徒は、毎年学校に1人いたりするのですが、どんなに甘い処分でも停学で、退学になることの方が多いと感じています。ちなみにニューヨーク校で停学になることは、寮の部屋で謹慎になるのではなく、親の元での謹慎です。そして実家で毎日反省文を学校に提出することになります。なので、日本に実家がある場合は、往復の飛行機代などが必要となります。親からしてみれば、「子供の不祥事のために10万円以上の飛行機代と、不名誉な停学を身内にどう説明するかを悩まされ、何より子供本人とどのように向き合えばいいのかという不安」を味わうことになるのです。停学中の生徒にとっては、授業の遅れを取り戻すのも大変です。出席日数もギリギリになるので、停学になると残りの年度はすごく切迫した学院生活となります。さらに停学明けに、友人たちがどのように受け入れてくれるのかという不安もあるでしょう。人間関係については、本人のその後の身の振り方しだいになります。尚、退学になると、どこか別の高校の編入試験を受けられないかを探すようですが、詳細は分かりません。学院が退学理由をどこまで編入先と共有しているのかも分かりませんので、それによって編入理由を面接でどのように説明するかも変わってくるでしょう。学費に関しては当然、それまで費やしてきたものがパーとなります。大学への推薦もなくなります。仮に9年生から入学して、12年生の最後の方で退学になった場合は、1000万円以上の損害を家計に与えることになります。いやはや笑えないですね。。。ただ、噂で聞く限りでは12年生に対しては処罰が甘くなることもあるらしく、なんとか卒業できるように善処してくれるらしいです???あくまで噂なので、決して鵜呑みにはしないでくださいね。繰り返しになりますが、暴力に対する処罰が非常に重いことは全生徒が知っています。そして高い学費を親が負担してくれていることも知っています。高校生が3,4年も共同生活をしていれば、「イライラして、ムカムカして、憎くて、嫉妬して、仕返しがしたくて、納得いかなくて、大切な価値を馬鹿にされて」などの理由から相手を殴りたくなることもあるでしょう。おそらく、大半の生徒は在学中に1度はそんな緊迫した状況になったことはあると思います。でも、99%の学生は拳を下げます。どうなるか分かっているので、我慢できるです。自分だけでなく周りにも迷惑をかけることになるので、我慢できるのだと思います。とても偉いことだと思います。寮の部屋で、まさに喧嘩になりそうな場面は目の当たりにしていますが、お互いの髪の毛を引っ張り合うところで止まっていました。見ていた友人は、「手だけは出すなよ!」と喧嘩中の2人に言っていたのが印象的でした。私が知っている範囲での暴力事件ですが、喧嘩によるものが全てです。いじめ等による一方的な暴力事件については在学中にはみたことがありません(私の在学中の先輩・後輩の学年を含む)。こんな背景で、血気盛んな思春期を過ごすので、忍耐と我慢が身に付きます。人のための拳を止めることができる大人に成長しやすい環境でもあると思っています。「暴力=最低の行為」という図式が自然と刻まれるのかましれませんね。拡大解釈すると「ペンは剣よりも強し」という考えにも繋がってくるかもしれません。実際、弁の立つ生徒は慶應ニューヨーク学院には多いようにもかんじますしね。トータルで見て、暴力事件はほぼない学校だと思ってOKだと私は保証します。ではでは (⌒∇⌒)ノ""マタネー!! Tweet PR PR" dc:identifier="http://newyork.ko-me.com/%E7%94%9F%E5%BE%92%E3%81%AE%E7%89%B9%E9%95%B7/20170323" /> -->